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【芝浦ふ頭駅周辺の住みやすさについて】
芝浦ふ頭駅は「ゆりかもめ」の駅で、レインボーブリッジのループ部分の近く、文字通り埠頭(ふ頭)エリアに位置しています。
結論から申し上げますと、芝浦ふ頭駅周辺は、一般的な意味での「居住エリア」とは到底言えず、住むのに適した場所ではありません。 その理由は以下の通りです。
芝浦ふ頭駅周辺が「住みにくい」あるいは「住むのに適さない」理由(デメリット)
住居がほぼ皆無:
最大の問題点として、このエリアには一般的な賃貸マンションや分譲マンションなどの住居がほとんど存在しません。 基本的に倉庫、物流センター、港湾関連施設、事業所などが集まる工業・港湾地区です。
日常の買い物施設・飲食店が皆無:
スーパーマーケット、商店街、ドラッグストアなど、日常生活に必要な買い物ができる施設は全くありません。
飲食店も、港湾労働者などを対象としたごく限られた食堂などがある程度で、選択肢は無いに等しいです。
生活必需品の購入や外食をするには、対岸の芝浦地区や田町駅方面まで出る必要があり、非常に不便です。
倉庫街・港湾地区という環境:
周囲は倉庫やコンテナ、トラックターミナルなどが広がる風景です。日中は大型トラックの往来が激しく、騒音や埃っぽさを感じる可能性があります。
いわゆる「住宅街」の雰囲気や、街としての魅力、潤いは全くありません。
都心部(特にJR駅)へのアクセスが不便:
利用できるのは基本的に「ゆりかもめ」のみです。JR田町駅や都営地下鉄三田駅へは直線距離では近く見えますが、運河や首都高速道路などに阻まれ、徒歩だとかなりの距離(15分~20分以上)と時間がかかり、歩道が整備されていない区間もある可能性があります。隣の竹芝駅から浜松町駅へ歩くのとは利便性が大きく異なります。
夜間の孤立感・雰囲気:
夜間はトラックの往来も減り、人通りがほとんどなくなるため、非常に閑散とし、場所によっては寂しさや不安を感じる可能性があります。
限定的なメリット(住みやすさとは別)
ゆりかもめが利用可能: お台場方面や新橋駅へはゆりかもめでアクセスできます。
独特の景観: レインボーブリッジや東京湾の景色を間近に見られる場所があります(ただし、生活環境としての魅力とは異なります)。
まとめ
芝浦ふ頭駅周辺は、港湾・物流機能に特化したエリアであり、生活基盤が全く整っていないため、居住には全く適していません。 もし物件情報サイトなどで住所が「港区海岸(芝浦ふ頭駅近く)」となっている物件があったとしても、それは極めて特殊なケース(例えば事業所併設の寮など)である可能性が高く、一般的な住みやすさを期待することはできません。
住む場所を探しているのであれば、対岸の芝浦地区(田町駅寄り)や、他のエリアを検討することを強くお勧めします。