2025.04.08 住環境

日の出駅周辺の住みやすさ




【日の出駅周辺の住みやすさについて】




日の出駅は「ゆりかもめ」の駅で、主に日の出ふ頭(東京湾クルーズや水上バスの発着点)へのアクセス駅として機能しています。周辺はオフィスビルや倉庫などが混在するエリアです。


先に結論を申し上げますと、竹芝駅や芝浦ふ頭駅周辺と同様に、日の出駅周辺も一般的な意味での「居住エリア」ではなく、住むのに適した場所とは言えません。


日の出駅周辺が「住みにくい」あるいは「住むのに適さない」理由(デメリット)


住居がほぼ皆無:


このエリアには、一般的な賃貸マンションや分譲マンションなどの住居はほとんど存在しません。 主に港湾関連施設、オフィス、倉庫などで構成されています。

日常の買い物施設・飲食店が皆無に等しい:


スーパーマーケット、ドラッグストア、商店街など、日常生活に必要な買い物ができる施設は全くと言っていいほどありません。

飲食店も、ふ頭の利用者や近隣オフィスワーカー向けのカフェや軽食スタンドなどがわずかにある程度で、選択肢は極めて限られます。

生活必需品の購入や多様な外食を望む場合、浜松町駅や田町駅方面まで出る必要があり、非常に不便です。

埠頭・オフィス・倉庫街という性格:


「住む街」としての雰囲気は全くなく、港湾・物流・ビジネス機能に特化したエリアです。緑も少なく、潤いや地域コミュニティは期待できません。

夜間の孤立感・雰囲気:


日中はふ頭利用者やオフィスワーカーがいますが、夜間や休日は人通りが極端に少なくなり、非常に閑散とします。場所によっては寂しさや不安を感じる可能性があります。

浜松町・大門への徒歩移動が前提:


JR線や都営地下鉄、そしてほとんどの生活利便施設を利用するには、浜松町駅・大門駅まで歩くこと(徒歩10分~15分程度)が前提となります。

限定的なメリット(住みやすさとは別)


ゆりかもめ・水上バスが利用可能: お台場方面へのアクセスや、水上バスでの移動には便利です。

浜松町・大門駅が徒歩圏内: 歩けばJRや都営地下鉄、モノレールなど多くの路線を利用できます。

ウォーターフロント: 海が近い開放感はあります(ただし、周辺環境は港湾施設などです)。

まとめ


日の出駅周辺は、交通結節点(ふ頭)およびビジネス・物流エリアとしての機能が主であり、生活基盤が全く整っていないため、居住には適していません。


住むことを前提とした場合、買い物や食事の不便さ、住居選択肢の無さ、エリアの雰囲気など、デメリットが圧倒的に上回ります。住まいを探すのであれば、近隣の芝浦地区(田町駅寄り)や三田、あるいは他のエリアを検討することを強く推奨します。日の出駅周辺は、基本的に「訪れる場所」「働く場所」と考えるべきでしょう。